2013年2月3日日曜日

e-Tax、国税庁に騙されてはいけない


我が家の収入は、年金の他にはほんの一滴(しずく)の株式配当しかない。
年金だけなら、税務署の言うとおり、確定申告をする必要がないことは承知しているが、
たとえ少額とはいえ納める必要のない税金を配当金から取られているのは我慢ならない。
たとえ僅かなお金でも道端に落ちてはいないよ!と言った、親の教えのとおりに。
それ故、税金を取り返すべく、ボクは毎年確定申告をすることにしている。

毎年のことながら確定申告の作業に入ると、e-Taxを宣伝する国税庁に反発を覚える。
何故なら、国税庁はウソを言っていないがウソと同じようなことを言っているからだ。
理由は、こうだ。
e-Taxを始めると3000円が初年度だけ納税額から差し引かれるのだが、どっこい、これは何らメリットにならない。
即ち、住基カード取得手数料が500円、公的個人認証サービスと言って、カードのICチップに書き込む手数料が500円、ICカードリーダー・ライターの購入に約2000円、以上約3000円が個人の持ち出しになり、差し引きチャラになる。
おまけに、公的個人認証サービスの期限が3年で、更新ごとに手数料500円が掛かり、住基カードも有効期限10年で、この更新に500円の手数料が要る。国税庁はここまで説明を加えていない。更に云えば、カードリーダー・ライターは住基カード以外に使い道がないのである。
これではもう、納税者をフィッシング(釣る)しているとしか言い様がない。

そういう訳で、ボクは3年間だけe-Taxで申告し、その後は、確定申告書等作成コーナーで作成した書類をプリントアウトして提出している。

テレビニュースによればe-Tax納税率が徐々に上がっているらしい。
国税庁に騙される人が年々増えていることになる。

馬鹿げたことだと思うのはボクだけだろうか?



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