2018年11月15日木曜日

縦隔リンパ節の腫大はガンではない


リンパ節からガン細胞が見つからなかったという診断から1ヶ月、昨日はその経過観察検査を受けた。検査はCTと採血。

CT画像で問題のリンパ節の腫大が縮小しているのが見られた。
若い先生だから診断は大丈夫かと内心で懸念していたところ、こちらの胸の内を見透かしたように、「別の画像診断医も診ているから間違いないですよ」とT先生。
ガンマーカーのCEA2ヶ月半前の15.4から7.8まで下がった。
ここでT先生は、前回の細胞診断に続く今回の検査結果でガンは否定されたと明言した。
今後は、未だ結果が出ていない結核やサルコイドージスの血液検査結果をみながら様子を見ましょう、ということになった。
次回は、3ヶ月後の来年212日に採血とCTの予定。

今回の縦隔リンパ節腫大に係る一連の騒動は3年半前の繰り返しになった。
3年半前、尊敬する呼吸器外科のM 部長先生は「CEAが高くなってから下がれば、それはガンではない証拠。ガンなら下がることはない」と言われていたが、今回のT先生はそこまで説明してくれなかった。この辺り、診察の勘所を抑えていないなぁ・・・という印象を受けた。
M先生からバトンタッチしたから、担当以前のことを十分把握されていないのだろう。
また、血液検査結果のコピーを呉れそうもなかったので、ボクの方から催促して、貰い受けた。

こうなることが分かっていたなら、それ!ガンの再発ではないか?と心配することもなかったし、
病院や先生方のお手を煩わせることもなかっただろうに、と思うが、こればっかりは何とも致しかたない。
考えてみれば、この間治療は一切していない。貴重な時間と多額の検査費用を費やしただけだ。
それで得たものは、ボクやまわりの人達の安堵感ということになるのかな?
お世話になった先生始め病院の関係者に心より感謝申し上げたい。


2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

今回の検査結果も期待通りの結果になって良かった、良かった。リンパ節の腫大がCEAの数値の数値を高めたということですね。ピークを示したのが2回、同じような数値になっているのが気になるところ。その原因を突き止めるということですか。
医学が進歩した今日でも症例は千差万別。医者は症例を積み重ねて経験を増やし治療方針など的確な判断をする。だから雑誌などの記事で手術回数の多さが名医の基準になるようだ。
原因が早く判明するといいですね。
でも家庭用電気製品などトラブルがあるときに検査しないと,自然に元通りになってからでは点検のしようがない。こうしたことはよく経験します。
貴兄の場合、再度CEA数値が高くなる前に原因を突き止めたいですね。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん ご心配いただきありがとうございました。やっとケリが付きました。
30数年前にサルコイドージスが疑われ、その後数年CT検査で影が消えなかったことがあります。
もともとそういう体質というか、病因がボクにはあるのだろうと思います。サルコイドージスなら急に悪くなる病気ではないので余り心配していません。のんびり先生にお任せです。