2018年12月16日日曜日

加齢臭にリンスが効果的?


家内が、今年の夏頃から、枕カバーや下着を嗅いては「臭い!」と言い出した。
その臭いは、それらを毎日取り替えても着替えても臭うという。
しかしボクが同じもの嗅いても感じない。
どうやら、発生源である本人は常時その臭いに取り巻かれているから鼻が麻痺しているのかも?

この臭い、どんな臭いなのか?
家内に言わせると、ホームレスが電車に乗り込んできた時の臭いだという。
確かに、以前、家内一緒に乗った電車の中で、遠く離れた座席に座っていたホームレスらしき男か車内中に強烈な臭いを発散させていた事があったから、ボクもその臭いをよく覚えている。
薄汚れた衣類を身にまとい、何日も風呂に入らないときに出るのあの臭いだ。
もしかして、ボクは加齢臭が強くなったのか?

加齢臭の原因物質はノネナールだと言われている。
臭いはロウソクのようなとも、古本のようなとも表現される。
ボクが風呂に首まで浸かり、頭に濡れタオルを被ったとき、タオルにローソクとは違った別の匂いがしっかりタオルに滲み出してくることに気がついている。それが原因物質だろうか?
これが分解するとノネナールになるのだろうか?
この物質は水に溶けやすい。
加齢臭の原因物質は、9-ヘキサデセン酸であり、分解されてノネナールになるという説や、ペラルゴン酸やジアセチルも原因物質とする説もあるようだが、この際、ボクにはどうでもよいこと。

問題は加齢臭の対策である。
まず、やったのがファブリーズの噴霧。男のニオイを無臭化 24時間防臭と謳った商品。
これを布に噴霧して除菌する訳だが、確かに、それなりに使っただけの効果はあるようだ。
しかし、あくまで結果に対する対策であり、原因の対策にはなり得ない。
次は、洗髪後のリンスの使用。
風呂で毎日シャンプーで洗髪しているが、洗髪後にリンスを使うことは稀だった。(ハゲた頭にゃ毛が少ない)
ところが、たまたまリンスを使ったときに、家内が言った。「今日は臭わないよ!」と。
ボクは風呂から出ると直ぐファンストーブの前で髪を乾かす習慣になっているが、どうやら、今までは部屋中に加齢臭が漂っていたらしい。それが、その日だけ臭わなかったのだ。
実験はその後も続けた。結果に間違いなし。

リンスを頭の地肌にこすりつけるような使い方はしていないつもりだが、それでも効果があるのだから面白い。どんな作用機序が働いているのだろう?
リンスのメーカーを替えたらどうなるのだろう?

ついでにメモっておく。
オヤジ臭とは加齢臭も含めた男の体臭ということらしい。



2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

独居老人であるボクは、指摘されたりしたことはない。ただ防寒着をしっかり着用してふと胸元が開いたとき体臭を感じる。自身が感じるのだから他人様が嗅いだら、きっと強い匂いなのだろう。
半年前施設の行事があり、エレベーターで1階に降りたとき、3階でおばちゃん3人と一緒になった。その一人が「あ、いい匂いがする! 何かつけてきた?」と言ってきた。もちろん化粧水など塗っておめかししてきたのではない。おばちゃんにとってボクから男性フェロモンが発散しているのだろうか。(笑)  間食した煎餅の微かな匂いが残っていたのかも知れない。
40年前ボクは、群馬工場で排水処理から出る汚泥の堆肥化に取り組んだ。その時発生する強烈な汚泥臭を市販の消臭剤で防ぐテストした。汚泥臭は和らぐがまるでトイレの消臭剤の匂いだと不評で実用できなかった。
その後技術は進歩しただろうが、消臭剤は化学反応で消臭するのでなく、あくまで大半はマスキングにすぎないと思っている。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん ご近所にもの凄い体臭のひとがいます。体臭は個人差が大きいいですね。
貴兄の体臭は、言われた通りフェロモンに違いないでしょう。(笑)
消臭剤の殆どがマスキング作用によるだろうとは思いますが、ファブリーズは除菌作用だそうです。
はて、リンスは何作用でしょうか?
排水処理汚泥についてはボクも苦労したことがあります。今は、どのように処分しているのかな?