2019年6月19日水曜日

耕作放棄地が多い


近所を散歩していて、やたら目につくのは耕作放棄地。
それらの全ては、F農産という会社が土地所有者から借り受けている畑であり、
例年、今の時期ならトウモロコシが青々と繁っているのに、
今年は、一面に雑草がはびこっている。
今までも、休耕することはあっても耕作放棄されたという記憶がない。
休耕のときは、稲に似た細長い植物を育てて、後に、耕運機ですき込んでいたが、
このように雑草が生えるに任せたことはなかった。
このまま放置されたら、害虫が繁殖して、周囲に迷惑がかかることは必定である。


F農産は、今年は、トウモロコシの買い手から契約が取れなかったのだろうか?
それとも人手不足なのだろうか?
あるいは、土地所有者との契約が切れたのだろうか?


都市近郊では、先祖伝来の畑を手放したくないけど耕作は嫌だ、と言う人は多いから、
農地の貸し手は数多あるという。
貸し賃は税金が払えればいいというほどの金額だとも。
それを考えると、耕作放置の事情はF農産側にあるのだろう。


雑草でもすき込んでしまえば肥やしになるのだろうか?
今後の成り行きを注目したい。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

施設から地下鉄平針駅へ向かう道筋に300坪ぐらい稲作している農地がある。施設からすぐ出た場所、その周辺は広い駐車場や耕作放棄地?で雑草が生い茂ったりして雑多な風景です。
この田んぼは道路のすぐ下があぜ道なので、稲の生育状況が手に取るように分かる。
毎日のようにそこを通るので、田んぼの整地→水入れ→田植え→水抜き、中ぼし→収穫作業を見届け季節の移り変わりを見届けている。
ところが今年その田んぼの半分150坪の稲作をやめた。今は貴兄の掲載写真ほど丈は高くないが雑草が生い茂っている。田んぼらしい土地なので整地して水入れすればすぐ稲作できるような環境が整っているように見える。勿体ないですね。
施設の北がわ庄内川の向こうは、水田が多い農地。一面に水張した田んぼが4階から見える。
日本の原風景とは言わないまでもなかなか気持ちの良い風景です。この時期になると4階の部屋までカエルの鳴き声が聞こえてきます。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 農地は農地らしく手入れされていること。それが当たり前の風景なんですよね。荒れた耕作地を見るとがっかりします。貴兄の部屋までカエルの合唱が聞こえるとは、いいですねぇ!毎年繰り返される光景がなくならないよう、農家さんにも頑張ってもらいましょう。