2019年10月8日火曜日

住民健診の血液検査結果


昨日、かかりつけ医で住民健診の血液検査結果の診断をしてもらった。
データは表の通り。

がんマーカー以外の数値が住民健診で行う検査。
赤血球が僅かに基準値より低かった以外は全て基準値範囲内に収まった。
3年前から同じ傾向が続いている。


がんマーカーの3種類は個人的に追加した検査。
PSAは10数年に亘り毎年検査しているが全く問題なし。


CEAは肺がんを発症して以来継続して観察を続けているが、
かかりつけ医では初めて検査を行った。
大先生が引退し若先生の代になったら、商売熱心なのか?積極的診察なのか?わからないが、いろいろと検査を勧めてくれる。
以前、ボクが肺がんの手術をしたと申告した時、大先生は我関せずとばかりに関わり合うのを避けるふしが見られたが、若先生になってからはそういう雰囲気はない。
見方を変えれが丁寧ないい先生という評価にもなるか?
現在のところボクのCEAの値が、肺がんの再発を疑われる程に高いことを申告したら、そのとおり電子カルテにも書き込んでいてくれていて、その延長でがんマーカーの検査を今回勧めてくれたのである。
結果はCEAが10.8と出た。基準値5.0をかなりオーバーしているが、N病院で行った8月の検査で12.1だったから、少し下がった訳である。
若先生は、「CEAは波を打ってますね」と言って、それ以上の診断は控えた。
ひょっとして、若先生は、このようにCEAが波打つように変動する患者に遭遇するのが珍しいかもしれない。何しろ、おん歳40才という若い先生である。


もう一つのがんマーカーCA19-9は、若先生が勝手に加えた検査。
ボクは結果を見てから、主に胆管、胆嚢、膵臓を始めとする消化器がんの指標であることを知った。
以前、ボクの胆管炎を診断して大病院へ送り込んでくれたことがあるから、
そのフォローを兼ねて検査を追加してくれたのだろう。
結果は基準値内であり問題なし。
やや過剰気味な検査ではあったが、結果の「異常なし」を知れば、
患者の気持ちも「ありがたや」 に変わる。

患者というものは勝手なものだ。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

がんマーカー以外は理想的な検査結果ですね。ボクは中性脂肪が滅茶苦茶高い数値。今年6月の検査結果は324だった。40年来220~320ぐらいです。元来コレステロール値も高かったが基準値内に収まった。食生活が自宅より施設のほうが良かったのが原因かもしれない。
中性脂肪を減らすため間食で食べていたメロンパン、アンパンなどやめたが、それだけでは効果がないかも。
オプションとしてがんマーカーCEA,SCC抗原(食道、肺、子宮に有効)、ProGRP血漿(肺に有効)を加えているが問題なし。
最近読んだ単行本に東海林さだお×近藤誠「もし僕が、がんになったら」という対談が載っていた。近藤誠は元慶大医学部講師、近畿がん研究所長で常識外れの過激なコメントを発信している先生です。 コメントを要約すると
・がんに転移するもの、しないものがある。初期がんを放っておくと手遅れになると思っている人が多いがちがう。1個のがん細胞の段階で転移するかどうかきまっている。
転移しないがんなら放っておいても大丈夫だし、転移するがんなら手術しても抗がん剤治療しても治らない。
・勘三郎さんが手術すれば新歌舞伎座こけら落としに間に合うと言われて手術を決心したが間違いだった。
・医者が勝手に学会を立ち上げ、利益団体が基準値を決める。そして製薬会社から何億円もの寄附が入る。(ご子息が製薬会社勤務なのにゴメン)
・自信をもっていえることは、健康診断によく行く人ほど、がんに限らず、寿命を縮める(笑)
・薬を3種類以上出す医者は信用しない。ちなみに東海林さんは7種類服用しているそうです。
その他まだまだ多くのことを話し合っている。さきに紹介した住民健診を受けたことがない仲間は、この歳になると検査すれば先生はどこか悪いところを指摘し、薬など飲まされる。だから検査していないのは、この先生の理屈と合致しているように思う。


ター さんのコメント...

>忠ちゃん 貴兄は現役時代の延長の食生活を続けて来たのではないでしょうか?改善には食生活と運動が有効だと思います。頑張ってください。
がんマーカーの検査はPSA以外はガンのスクリーニングに使うのは推奨されていません。(本来はガンの経過観察に使われるもの)マイナスの結果を鵜呑みにしないだけの用心は必要ですよ。
近藤誠氏の本は読んだことがありますが、ボクに言わせれば、参考意見として聞くのはいいけれど、騙されないように気をつけないといけませんよ。彼の主張に従っていると、助かる者も助かりませんから。例えば、ボクが彼の言うようにしていたら、今は生きていないということです。
彼はがん治療界ではアウトサイダー的存在だったようです。だから、慶応医学部でも助手止まり。
惑わされないようにくれぐれもご用心を。