2021年7月5日月曜日

無聊

連日蒸し暑さに耐えながら家に閉じこもり、窓の外の梅雨空を眺めている。
それにしても、3日に発生した熱海の土石流がもの凄い!
懸命な捜査にも拘らず、まだ多くの行方不明者。なんともいたましいことか。

こんなニュースを見ると、不謹慎かもしれないが、
我が家の地形的環境の良さをつくづく思う。
木曽川の扇状地の上に位置しながら、徳川家康の作った御囲堤のおかげで、
水害知らず。昔の川筋に当たる低地で浸水被害が起きる程度で済んでいる。
かって、入鹿池の堤防が決壊して多くの人命が失われたが、
それ以来、大きな水害による死者はいないだろう。
入鹿池は、御囲堤が出来てから農業用水のために作られたのだから、
皮肉なことではある。
御囲堤は木曽川河口まで続き、
今も濃尾平野の愛知県側を水害から守る。
家康の遺産は偉大なり!

無聊の中にあって唯一、体調に異変。
3日前の朝、左ひざ関節辺りが少し痛み出し、
翌日も解消せず。午後には体が少し熱っぽくなった。
時節柄、もしやと思ったが、呼吸に影響がないから、
コロナではなかろう。偽痛風と自己診断。
ロキソプロフェンを1錠飲んだ。
3時間後に膝痛と熱ぽさは取れた。
以降、昨日と今日まで異常なし。
偽痛風というやつ、時々、顔を出す。
どうやら持病のひとつになったらしい。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

今回の土石流のすさまじさは、本当に恐ろしい。救命にあたる捜査員も大変な作業です。作業終了してからどこかで浴槽に飛び込むのかと余計なことが頭をよぎる。
歴史をみても自然の大災害は必ず起こる。それが自分が生きている間に発生するかは分からないけど。
20年前、旧自宅付近の天白川が氾濫して大きな被害もたらし、東海豪雨と名付けられた。
もっとさかのぼれば、530年前天白川が大氾濫、由緒ある島田地蔵寺が倒壊し再建したという記録がある。
富士山だって再噴火するかもしれない。施設から見えるおとなしい天白川がそんな大氾濫したら周辺はどうなる
かと思いながら眺めている。











































































































































































































































































































































































































のだろうと想像しながら眺めている。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 開放されたようですね。お疲れさまでした。
熱海の土石流はどうやら人災の類らしいですね。盛土したのが誰だか分からないとか行政も把握していなかったとか、ちょっと信じられないです。川勝知事が行政の不備を自覚していないことが気にかかります。
明治村には詳しい貴兄だからご存知だと思いますが、入鹿切れでは1000人ほど死者がでたそうですね。150年前のことです。良かれと思ってやったことが意外にも欠陥があったりします。人災がけは避けたいものだと思いますねぇ。