きのう名古屋ボストン美術館へ出かけ、吉田博木版画展を観てきた。
ひとりで美術館など滅多に行ったことがないのに、これを観に行ったのには3つの理由がある。
一つは、名古屋ボストン美術館が2年後の2019年3月末で閉館するので、今まで一度も行ったことがなく、この機会に行ってみようと思ったこと。来館者数が少なく経営難が閉館の理由とか。交通の便がいいのに人が集まらないのは、名古屋人の美意識のなさなのかどうか?はたまた美術館側の企画の悪さか?開館後、20年で閉館になる。
2つめは、前にも書いたとおり、絵画に造詣深いTさんから、吉田博の作品の素晴らしさを聞いていたこと。それで、どんな作品なのか、ネットで多少の調べがついて、作風が気に入り、版画なるものに興味が湧いていた。
3つめは、勿論、作品の現物が観たかったこと。
入り口で貰った目録は添付写真の通り。
吉田博と巡る 全国名所の旅 とある。
なかには、アメリカは勿論、中国、インド、イタリヤ、スイスなどの作品の有るが、多くは日本国内の名勝地を描いたもの。それらのどれもが情緒あふれる風景であり、ボクのような素人にもとてもわかり易かった。
版画でありながら細かな線や微細な描写、版画でもこんなことも表現出来るんだと、版画の技術を初めて認識した。複数の版木を使い、摺りを90数回も繰り返した作品もあった。
90数点の展示作品全てはMOA美術館の所蔵品だそうだ。素晴らしいコレクションに違いない。
ネットで調べるとWさんが住まわれている熱海にその美術館はあるが、そこへ行っても吉田博作品が見られる訳ではないようだ。ちょっと風変わりな美術館という感じがする。





