2015年6月22日月曜日

これは旨いビールだ!

父の日なんて馬鹿げたことだと思っていても、息子や娘からプレゼントが届けば嬉しい。
静岡在住の娘は母の日は新茶、父の日はクラウンメロンと決めているから品選びに迷うことはない。メロンは父の日が食べごろになるよう事前に送ってきた。自分は仕事と育児で多忙を極めているから、やることも合理的である。
息子の方は品物が毎年違っているのは、嫁と相談しながら、ああでもないこうでもないと考えながら選んでくれているからなのだろう。品選びに苦労している様子が見える。
今年の息子のプレゼントはビールだった。先の病気見舞いに送って呉れた獺祭(ダッサイ)を絶賛したことがあったから、親父には酒、というイメージが定着したのかもしれない。

そのビール、305ml入の小瓶でサントリーの「プレミアムモルツ マスターズドリーム 醸造家の夢」という長い名前である。
冷蔵庫で冷やしておいてから、夕食時に飲んで驚いた。文句なしに、これは旨い!
チェコやドイツなどの本場で飲んだビールと比べても遜色ないし、あるいはそれ以上かもしれない。
それにしても今まで見かけなかったビールである。
調べてみると、どうやら贈答用にデパートなどで売っている以外はコンビニ発売を優先したらしい。コンビニで買い物する習慣がないので気が付かなかった。
コンビニで売るには量的に耐えられる生産体制があるということであり、どうやらサントリーの販売戦略が読めそうである。
レギュラービールで原料にモルトを100%使っているのはサントリーの「モルツ」だけだったので、ビールといえばもっぱらこれを選んでいたのだが、その内に気付いてみたらスーパーの店頭から消えていた。代わりに並んでいるのは「プレミアムモルツ」。これは他社のレギュラービールより値段が高い。サントリーはワンランク上で他社と競争する戦略を採ったようだ。
その戦略の延長線上に今度の新製品があるという訳か?
調べてみると大手ビール3社も色々と新製品を出して競い合っていて賑やかだ。

齢とともにビール類も飲む量が少なくなって、時には350ml缶1本を持て余すようになった。
305mlサイズはボクにはちょうどよい量である。これからはこんなビールを嗜んでみてもいいかもしれない。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

ボクンちは、長男の嫁から、母の日は、鉢植えのカーネーション。家内は花を愛でる意識はもうないが、施設の部屋に飾った。部屋に来る看護師さんが「とてもキレイキレイ」と言ってくれた。父の日は、西京漬、粕漬けの魚のパックセット。独り身の単調になりやすい食生活を気遣ってのことだろう。
次男の嫁からは、父の日、母の日、何もなし。父の日に嫁から電話か来た。「今日は父の日だから電話しました」とのこと、ただそれだけ。次男の嫁からは、不定期に差し入れが届く、だからそれで充当と思っている? ボクの息子ふたりは、、家庭内のことは嫁まかせ、「父、母の日」なんて日頃からあまり関心がない(と思う)。長男、次男の嫁は、このような事態になり、ボクを気遣ってくれている。しかし当然のことながらそれぞれ異なった生活環境で、育ってきたから気遣いかたもちがうなあ・・・・。と感じています。
それからプレミアムビールについて
サントリーからそんなプレミアムビールが発売されていることは知らなかった。
ボクの現役時代、プレミアムビールといえば歴史のある「エビスビール」。その後、各社からプレミアムビールが発売された。ビール会社は評判のビールをまねたり、まねされたりの繰り返し。エビスは、今も人気の銘柄で着実に売り上げを伸ばしている。勿論麦芽100%のビールです。機会あれば目隠しで飲み比べてください。息子さんからのプレゼントで付加価値がついて「これは旨い!」と美味しく飲むのは喜ばしいが、その差が識別できるかなあ・・(笑)。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 母の日、父の日 どちらも商業主義が作った典型的な何々の日ですね。我々の年代では気にすることもないでしょう。
日記の主題のプレミアムビールですが、エビスはオーソドックスなのに比べてサントリープレミアムモルツは明らかに違いますから、ブラインドテストでも多分当てられると思います。同じサントリーでも今度の商品は更に違うような気がしますが、確かに気分的な条件が大きく影響するのもまた間違いありませんね。(笑)
エビスが麦芽100%ということは充分承知していますよ。でもこれってレギュラービールじゃなくってプレミアムビールの位置づけだと理解しております。念のため。