2018年10月12日金曜日

再発がんの疑いが晴れた


本日、10/42回目の縦隔リンパ節針生検の結果を聞いて来た。判定は白だった。
がん細胞は見つからなかった。
T先生の前で家内ともども安堵の言葉を漏らした。

これで、8/21に始まったがん再発の疑い問題に53日目にしてやっと決着がついたことになる。
5年前の再発転移がんを手術した折に、「全身にがん細胞が回っている状態」と言われた身であっては、再発というのは多分に現実味のあることだった訳で、がんの疑いと言われたことが相当のストレスになったことは否定しない。それだけに今日の開放感は格別だ。
尤も、3年半前にも同じ経験をしているから、これで2回目ということになる。

だが、問題が解決した訳ではない。リンパ節が腫れた原因がわからないのである。
T先生の口から「例えば、サルコイドージスとか・・・」という言葉が出てきたが、それはあくまで可能性の一つに過ぎない。本当は何もわかっていないのである。
そういう次第で、経過観察を続けることになった。
次回は1ヶ月後に採血とCT検査。
3年半前の前例では何もしないで放置したらリンパ節の腫れが収まったから、
今回もそうなるのだろうか?そうなってほしい。

これを機会に、主治医はボクの尊敬する呼吸器外科M部長から、若手の呼吸器内科T先生に引き継がれた形になった。
もし、2回目の針生検でがん細胞が見つかったら、T先生は「それ見たことか」とM部長から言われかねないところだったが、がん細胞が見つからなかったから、T先生の面目を保つ結果になった訳だ。目出たし目出たし。
今回はT先生にはいい勉強になったことだろう。T先生の若さに不安が無いわけではないが、データは共有されているから、M部長も陰ながらボクを見守って下さっているに違いない。


2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

よかった、よかった! 貴兄が得意とする立ちはだかる障害をクリアー出来ました。これでストレスが開放されて、食欲や逆流性食道炎が改善の方向に向かうといいですね。医学的に原因がはっきりして、よりスッキリすることをボクもお祈りします。
以前この欄に少しカキコしたが、数年前息子が口の回りが麻痺して唾液がダラダラ出て、喋ることもスムースに出来なくなった。かかりつけ医から大学病院まで回されいろいろ検査したが病名がはっきりしない。いまが働き盛り、家族もいる。今後どうなるのかと心配した。
幸いじょじょに良くなり、2年ほどで正常にもどった。
大学病院が下した病名は、ギランバレー症候群?インフルエンザ予防接種の副作用?と言われた。あくまで確証されたわけではなかったようだ。それ以来息子は恐ろしくて毎年の予防接種はしていない。
医学が進歩してもまだまだ診断がむつかしい事例は,多くあるようですね。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 貴兄にも喜んでもらえて嬉しいです。ありがとう!逆流性食道炎も多分にストレスが絡んでいるかも知れないので、今後に期待しています。ベッドでの上体起こしがすでに効き始めている感じがしているので、ストレスが減った相乗効果が更に期待できます。
ご子息の罹ったギラン・バレー症候群は名前だけは耳にしたことがあります。怖くてインフル注射を受けられないのは当然ですね。大変な経験をされましたね。
医学の進歩は目覚ましいものがありますが、それとともに未知の領域も広がっていく感じがします。この先、どんな経験をさせてもらうのか?・・