2018年10月17日水曜日

ふるさとの大仏公園


実家の甥の次男が出来ちゃった結婚をしたという話を耳にしたのが8月。
それ以降、お祝いをしなきゃ・・・と、ずっと思い続けていたけれど、
猛暑やら、体調不良やら、再発がんの嫌疑やらで、伸ばし伸ばしにしていたが、
昨日、体調が戻りつつあるところで実家に出かけ、その宿題を片付けて来た。

実家で、ボクの訪問を待ってくれていたのは、今は亡き3兄の兄嫁(義姉)と、跡継ぎである長男(甥)の嫁との二人。
ボクがお祝いが遅れた言い訳を延々と話したから、少し飽きられたかも知れない。
それだけボクの病歴を語ると長くなったということ。
懸念していた声は、かすれながらも何とか出た。

用事を済ませたあとは、聚楽園公園を通り抜けて駅まで出た。
平日の午後3時すぎ、散策する人はまばら。
曇り空のもと、静かな散策になった。
その折の写真3枚。

大仏の顔を拝むには正面階段からがいい。
階段を登るにつれ、頭、顔、肩、胴と順に大仏が登場する。
24号台風で桜の木の葉が吹き飛んだおかげでお顔がはっきり見られたのは幸いだった。
大仏の後ろに回って木立の上にそびえる大きな背中を見るのも良い。大仏の身の影に隠れていると、何となく守られている感じがしないでもない。
正面の写真は面白味がない。但し、見慣れた顔だけに、どこの大仏よりも美男におわす、といつも思う。(昭和2年完成、鉄筋コンクリート製、高さ18.79m)

子供の頃遊び回った辺り一帯が、昔の名残を止めながら、きれいな公園に整備され、市民の憩いの場所になっているのがよろこばしい。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

世代交代でだんだん遠のいていく実家の祝い事など、キッチリこなしていますね。
ボクの実家(高蔵寺)の兄には、その子供、姪に双子(長男、長女)がいる。今春大学を卒業し、そろって東京地区で就職した。正月、実家に来た姪夫婦とはたまに会い、その双子には小さい時お年玉をあげたりしていたが、いまは、全く会っていない。結婚などはもう少し先になるが、そうした祝い事に付き合うこともないだろう。
聚楽園の大仏、立派ですね。特に後ろ姿に趣きがあります。ボクが生まれる数年前まで聚楽園に住んでいた。両親からこの地区の話題を時々耳にしていたがまだ一度も行ったことがい。
ボクの伯父の身内が新舞子に住んでいて、年齢の近い従兄、従妹と一緒に名鉄電車に乗り泊まりがけで新舞子に出かけた。小5、6の頃です。たしかそのころ聚楽園駅を通過する時大仏さんが見えたような気がするが、記憶ちがいかもしれない。
当時名鉄電車の車窓からは、朝倉、古見駅などは、すぐそばまで海辺だった。数年前常滑に行く機会があり、名鉄電車に乗った。周辺は埋め立てが進み当時の面影は、全くなくなっていて
感慨深いものを感じた。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 本当は実家との付き合いをここまですることもないのですが、ぼくら夫婦が甥夫婦の仲人である関係で、特別な付き合いをしているわけです。貴兄のご両親が聚楽園に住んでいらっしゃった話はすでにお聞きしていましたね。今でも電車の車窓から大仏はみられますよ。新舞子まで車窓から海が見られなくなったのは伊勢湾台以降に埋め立てられて工業地帯が出来たからですね。今ではすっかり風情がなくなりましたね。