2021年5月5日水曜日

体重減少について



体重が昨年の秋に上向いたが、その後はまた下がった。
そして、低いながらも47.5kgラインで下げ止まり、
現在はそのまま維持している。↓


6ヶ月で5%の体重減少は危険だと聞かされているから、自分の体重がその危険ラインに近づいてきたときは随分心配した。
今は、ギリギリの線の前で一時停止。
高齢者の体重減少には脂肪ばかりでなく蛋白質の減少が伴う。
骨格筋は蛋白質だからこれが減少すれば筋肉も減る。
このことは骨皮筋右衛門の自分の体を眺めればよく分かる。


以下は勉強したことのメモ。


先日、ネットニュースを見ていたら「がん悪液質」という聞き慣れない言葉がでてきた。
がん患者が食欲減少で体重を減らし、やせ細って寝たきりになる病態のことをいうらしい。
診断基準もある。
食欲不振、体重減少、痩せ、体力減少がみられ
(1)過去6ヶ月間で5%以上の体重減少
(2)2%を超える体重減少で且つBMIが20未満またはサルコペニア
のどちらかに該当すればがん悪液質というようだ。
身体的現象だけからみれば、何だかボクにピッタリ当てはまるから、
怖~い!


サルコペニアという言葉も聞き慣れない。
これは加齢により筋肉量が減少し筋力が低下する状態のことだそうだ。
ボクはこれにも該当する。
進行するとフレイルになる危険性があるという。
フレイルとは?健康と要介護の中間の状態のことだそうだ。
2014年に日本老年学会が定義し、
体重減少や筋力低下などの身体的変化だけでなく、
気力の低下などの精神的変化、引きこもりなど社会的変化、
も含めた健康状態の区分とされている。


フレイルについて、交差点で青信号が点っているうちに横断できればフレイルではないという記述もあった。
どの交差点も歩速が1m/秒以上の速度なら、
渡りきれるように時間設定がされているそうだ。
なるほどと感心!
ボクはまだそこまでは衰えていない。


体重減少対策には蛋白質の摂取を増やし、適度な運動が必要だといわれる。
但し、有酸素運動は脂肪の燃焼をすることになるので、
ウォーキングをしすぎはいけないそうだから、
無酸素運動を取り入れてみようかな?

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

貴兄は、よ~く自分自身の体調を見つめ健康管理しているのに感心します。今迄のブログを拝見すると、食欲があまりなく食が細いようですね。好きなものをたらふく食べる方策はないものでしょうか。
恐らくコレステロール、中性脂肪、糖尿病などの心配はなさそうだから・・・・。
逆にボクは無節操に間食など好きなだけ腹いっぱい食べてしまう。 先月の血液検査からコレステロール値を下げる薬を飲み始めた。 アンパンなどの間食も極力少なくするようにしている。その結果? 体重は0.5㎏ほど減っている。
先月30日愛知県もコロナ蔓延防止条例が発令された。それにともない、食料品の買い物は週1回1時間以内、コンビニ、銀行は30分以内の外出に制限された。違反すると今迄の地下鉄、外食同様1週間の自室軟禁となる。
それに軟禁中は入浴も1日おきに遅い時間に入るよう制限された。毎日入浴習慣のあるボクは、これが一番キツイ。
5月はボクのすい臓CT検査と検査結果の確認、姉の白内障手術の面倒など頻繁に外出することになる。
昨日1週間の軟禁生活が終わった。次回は来週金曜日外出してまた1週間の軟禁生活が始まる。
この行動制限は長く続きそうで本当に困ってしまう。
身体を動かす機会が少なくなるから健康には留意しようと思っている。





ター さんのコメント...

>忠ちゃん 軟禁生活、ご苦労さまでした。健常者でありながら自由に行動できないのは辛いですね。ワクチン接種が終わったら、規制も緩められるんじゃないでしょうか?
ボクは逆に外出できるとしても、遠出はできません。今は体力的に無理です。
原因がよくわからないまま痩せてしまいました。おそらく内分泌的な生理作用が働いたと思うのですが、作用機序が解明されるまでは治療方法は、タンパク質を多くとって運動せよということぐらいしかないのかも知れません。