2013年4月13日土曜日

年寄りの会話


昨日は10年振りにクラスメートのI君と名古屋駅で落ち合い、駅ビルのレストラン街で昼食を摂りながら旧交を温めた。

彼は昨年12月に見つかった胃癌を2月に手術したばかり。
30センチほど開腹して胃を3分の2切除したが、ステージ1の初期癌だったそうだ。
それだけ胃が小さくなっても、飲食に制限なく、以前と同様もりもり食べられ、酒量も変わらないという。
どうやら、肺の一部を取ったけれども息切れすることもない、と言うボクと状況が似ている。
そんなことで、同じステージ1だったガン患者同士、話が弾んだ。

平日でもレストラン街はどこも行列が出来るほどの賑わいだから、我々も相席同様状態。
お互い少々耳が遠くなっているから、自然と話し声も大きくなった。
隣の客にはすべて丸聞こえだったことだろう。
でもね、ええ~ぃ構うもんか!耳が遠くて声が大きいのは年寄りの特権だよ。
早期にガンが見つかり、いい先生に手術をしてもらって、命拾いした・・・という話だ。
隣の席のビジネスマンさんよ、いい参考になっただろう。
・・なぁ~んて、勝手に理屈を付けて、年寄り二人の会話は遠慮がない。
だがしかし、店の前で行列が出来ている状態では、さすがに長居が出来ないと判断するだけの常識は備えている。
食事が終わって直ぐ、近くのスタバに場所替えした。

スタバのテーブルは小さい。向い合って腰掛けたらお互いの顔と顔とが直ぐ近くに。
耳の遠くなった年寄り二人には好都合。
お陰で、周囲に遠慮することなくたっぷり喋りこんだ。

彼は3月末に現役を引退した。
クラスメートで現役はあとひとりか?
そろそろクラス会を開こうかという話が出てくるかもしれない。

1 件のコメント :

b.nasbee さんのコメント...

内田さん ブログをご覧頂きありがとう。
ご遠慮なくコメント書いてくださいね。