2014年7月10日木曜日

中日新聞が変だ!

昨日の中日新聞朝刊、
1面トップは北朝鮮の墓参團に加わった老姉妹の話題。ニュースで何でもない。
台風のニュースはその右下に置かれた。どのテレビ局も8号台風関係の報道をトップニュース持ってきているのに、である。
そして3面で大きく、特別警報を出して空振りに終わった気象庁を暗になじっている。
台風を重視しない姿勢をみせておいて、批判だけはでかでかと。

そして、今日の朝刊。
1面のトップ、南木曽の土石流で男の子が死亡したことを真っ先に持って来て、
その右下に台風進路予想を添えた。
この組み方もおかしい?
土石流のことは既にテレビで大きく報道されている既知の事実で、それ以上でもそれ以下でもない。
朝忙しい出掛けの人たちは、むしろ台風の行方が気になるはずだし、そっちのほうが重要に違いない。
だから、土石流より前に持って来て、トップにすべきだ。

そして見出しだが、「あす最接近」と書かれたら、「そうか!台風が来るのは明日か!」と思ってしまう。
確かに最接近は明日だということに間違いないとしても、警戒するのは今夜なのだ。
あす朝起きた頃には台風はとっくに通り抜けてしまっている。
このような誤解されそうな見出しをつけるべきではない。

日本中が台風のニュースで大騒ぎしているさなかに、台風そっちのけで、載せるのはいいつでもいいような墓参記事をトップ記事に持ってくる見識のなさ。
台風が石垣島あたりを通過した段階で、気象庁の特別警報が大げさだったと批判する大衆迎合主義。
読者に誤解を与えるような見出ししか付けられないような読者軽視感覚。
そうした体質の新聞が偉そうに社説を毎日述べる。
そんな新聞社の社説を読んで、なるほど、そうですか、と素直に読めるはずがないではないか。
折込チラシ欲しさに中日新聞をとっているが、さもなくばとっくに他紙に替えているよ!

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