2015年12月16日水曜日

恒例の忘年会

昨夜は恒例の高校仲良し連の忘年会。
会場も会費も食事内容も例年の如し。
変わったのはメンバーの変更があったこと。

昨年初めてメンバーに加わった前同窓会長だったK君が、先月肺がんで亡くなったそうな。
訊けば、去年既に肺がんと判っていながらそれを隠しての出席だったという。
おそらく、皆んなと会えるのはこれが最後と思いながら出席したのだろう。
その時の心境を思うと、同じ病を抱えるボクには他人事とは思えない。
自分なら出席さえも出来なかっただろう。彼の意志の強さを思った。

今年新たに二人加わった。同年で別クラスの二人で、幹事役のS君のゴルフ仲間である。
卒業以来、2回ほどゴルフで一緒したから顔を知らないわけではないが、懇意という間柄ではない。だからどうだという訳ではないが、幹事が交代してために仲良し仲間のメンバーも入れ替わって、会が少し変質して来たとは感じる。それでも、和気藹々と懇談出来たから、これはこれでよし。

欠席者は二人。夫々が別の忘年会と重なってそちらを優先させた為。
そのひとりのI君が直前に他の忘年会の鞍替えをしたことに幹事のS君がカチンと来たらしい。
S君が、電話の向うの彼に「来年からはもう誘わない、出てこなくてもいいよ」と言ってやったと前任幹事のボクにこっそりこそこぼした。
ボクは驚いて、「そりゃちょっと言いすぎじゃないの・・・」とS君を窘めたが、
どうやら彼が皮肉で言ったらしいということが分かってホッとした。
S君に言い過ぎたと反省しているところが見えたから、大丈夫、来年はI君の参加は間違いなし。

時間制限一杯の2時間をよく食べ、よく飲み、楽しく歓談した。

散会したあとひとりで帰る電車に揺られながら、そういえば、バイキング料理を取りに行く以外はあまり自分の席を離れなくなったんじゃないか?と思ったり。そんなところに皆んなの老いを見たのだろうか?

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

気のおけない友達と会える年1回の同窓会をず~と続けていますね。でもボクらの年齢になると1人抜け、2人抜けて会の雰囲気が変わってくる。貴兄の友達は、この年になっても他の忘年会などもあり、みなさん日常生活は活動的ですね。
ボクが出席する同窓会は、新年になって開催する「発酵化学教室有志の会」だけになった。メンバーは3年先輩、3年後輩が主体であり、同期のI,K,T君とボクは必ず出席していた。この4人で年1回懇談する目的もあった。しかし参加人数が減ったこともあり、3年前から還暦を迎える連中が加わるようになった。旧交を深める雰囲気とはならない会になってきた。防府から遠路はるばる参加していたKくんは「出席は今回かぎり」と挨拶したようだ。ぼくは家内の病気で3年間欠席した。今後この会に出席することはないだろう?と考えている。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 醗酵教室の同窓会があったのですか。それはそれはご苦労様でした。
ボクの教室は全くそういう雰囲気はありませんでしたね。それが良かったのか悪かったのか?分かりませんが。
こちらの忘年会メンバーの中にはご近所の顔役だったり、勤めた会社のOBとしてのつながりが有ったりして複数の忘年会に出る人もいるようです。でも、雰囲気はこちらが一番です。何しろ、仲良しグループですからね。まだまだ続くことでしょう。