2011年5月8日日曜日

ビックリニュース2題

GWも終わったから平常の感覚に戻らなければいけないと思いながら、ニュースを振り返ってみた。

GW中の一番のびっくりニュースはウサマ・ビンラディンの殺害だろうか?
5月1日夜ワシントンで発表、日本では5月2日に報道された。
テロリストの首魁だから殺害も当然といえば当然と考えるのはアルカイダを非難してきた人々であって、反対にイスラム圏ではアメリカへの報復がさけばれているらしい。
この辺のことを理解するには世界の文明論から入らないといけないようだから、慌てて図書館に駆け込んだ。
借りてきたのはサミュエル・ハンチントンの「文明の衝突」なる分厚い1冊。
出版当時おおいに話題になった本らしが、見逃してきた。
ポール・ケネディの「大国の興亡」は何度も読もうとしてはその都度頓挫したが、この本はどうやら最後まで読めそうである。

GWが終わった途端にビックリしたもうひとつのニュースは、5月6日の夜に出された菅首相の突然の浜岡原発停止の要請である。
福島原発で手間取っているおりでもあり、内容について異を唱えるほうが難しいと思うから、敢えてそれを狙ったのかも知れないけれど、あまりにも唐突だから、受け入れられる話もスムースには受け入れられないだろう。
つくづく菅首相をはじめとする現政権のいい加減さに呆れる。
案の定、中電の会長自ら中東へLNG調達に飛んだというし、50サイクル地域への応援給電が出来なくなるという。
一体これからどうなるのだろう?
心配するたびに、菅政権への不信が増幅していく。

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